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おいしいみかんを作ろうと思えばみかんの木を健康に育てることが一番。
そこで行き着いたのが「朝フル農法」。
健康な木においしい果実ができるんです。。
朝フル農法
「朝フル」が人間のからだの生理を理解しつつ、最適な栄養を摂るための食事法であるように、朝フル農法とは、みかんの木の生理を理解し、その時々の状況を観察しながら、みかんの木を健康に保ちつつ一定以上の果実品質を持続的に保持することを目的として、最適な肥料の適切利用、水分調節の適切処理等を行う栽培方法です。
みかんの木の能力を最大活用することを目的として、かつ、それを単年度や隔年で達成するのでなく、持続的に達成していくための栽培方法ということになるでしょうか。
この栽培方法のポイントは「観察力」
みかんの木をしっかり観察しながら、その時々の状況に合わせて、みかんの木の生長に、あるいはみかん果実の充実に少しでも人間が役立てるようサポートしていくということなのです。
 「朝フル農法」は仲間内で呼んでいる単なる呼称です。
  コンセプトが「朝フル」と似ていることから勝手にそう表現しているだけです。
みかんは葉が命
植物の基本は光合成。
だから、みかんにとって葉はとっても大切です。

葉の数でみかんの元気度を測れるといっても過言ではありません。
葉がいっぱいあることで光合成量が多くなり、光合成によって作られるエネルギーがみかんの木の生長や果実の充実に利用されることになるためです。
そのため、剪定の際には極力みかんの葉を落とさないよう無駄に切ることを避け、夏場の乾燥期には葉が落ち過ぎないようしっかりと潅水することが必要になります。(乾燥しすぎるとみかんの木は葉を落としてしまいます。)
肥料はボカシ肥料中心
ボカシ肥料 おいしいみかんを作るためには肥料選びも大切。 良質な有機質肥料を使うことで、味のうまみが断然違ってきます。
木の健康度も違ってきます。
無駄に元気なみかんの木になるのではなく、ほどよく元気なみかんの木の状態を保ってあげることができるのです。
その意味で、厳選素材の有機質肥料を使ったボカシ肥料は、おいしいみかん作りにとって最適な肥料の一つと言えます。
ボカシ肥料を施用すると上の写真のようにうっすらとカビ状の菌(微生物)が繁殖してきます。 この微生物もおいしいみかん作りには大切な役割を果たしてくれます。 おいしいみかんを作るためのいい微生物を増やすこともボカシ肥料の役割の一つです。
肥料は夏肥中心
どんなにいい肥料を使ったとしても、その使い方を間違えれば、いい効果は期待出来ません。 施用の時期と量を慎重に検討する必要があります。
みかんの芽は4月頃から出始め、以降夏にかけて順次出芽・伸長し、冬には活動を停止します。 根は芽の動きに合わせて、5月頃から動き始め、冬場は動かないと言われています。 また、光合成量も、それらの活動に符合するように、夏場が最も盛んであると言われています。
以上のような、みかんの木の生理を十分に理解すれば、いつ肥料を与えればいいのかが自ずと導かれてきます。
夏にしっかりと養分補給できる状態にすることが大切なのです。
みかん栽培では、春と秋の2回の施肥が一般的ですが、春、みかんの木の寝覚めの頃に施肥をするのは、朝食にどっさり食べ物を与えられて「食べろっ!」って言われてるようなものなのです。 それが果たして健康にいいかどうか、私は疑問です。 だから、あじまるでは春肥は基本的に省きます。 木の状態や土壌条件を観ながら、必要と思われるところにだけ、軽く施用します。
逆に、夏はしっかりと施用します。 夏場に最もエネルギーを必要とするのだから当然です。
そして、秋にも施用します。 秋は夏に続いて光合成量の多い時期だからす。
ただし、秋肥が効きすぎると果実品質が悪化するとも言われるため、施肥量は若干ひかえめにします。 果実品質に悪影響を及ぼさず、かつ、みかんの木を健康に保てる量を十分に観察しながら施用しています。
ミネラル補給もしっかりと
施肥では主要3要素(チッ素、リン酸、カリ)が足りていても、微量要素としてのミネラルバランスが崩れていれば木は健康に保てません。
そのため、ミネラル分をしっかりと補給してあげることも大切です。
特に、果実保持品質を向上させるためのカルシウムや、光合成を促進させるためのマグネシウムなど、重要なミネラル分は積極的に補給する必要があります。
ミネラルバランスのよい有機質肥料を使用するのはこのためでもあり、夏場には有機石灰(貝殻の粉末)を積極的に施用して、ミネラル補給を行っています。