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ストレスがかかりすぎると木は健康を崩し、ストレスがないと全くの腑抜けになってしまいます。
おいしいみかんを作るためには適度なストレスをかけてあげることが大切。
みかんの木も人も同じなんですよね。。
最適ストレス
みかんの木にかかるストレスとして主要なものは、養分ストレス、水分ストレス、着果ストレスの3つがあげられます。
これらのストレスをどう組み合わせながら最適なストレス環境を維持していくかがポイントになってきます。
その際にも、やはり光合成量を多くすることを目的として、その方向に従ったストレス環境の創出・維持が大切になってきます。
養分ストレス
光合成を促進させるためには養分は必要不可欠な要素です。
人間でも「腹が減っては戦は出来ぬ」と言われるように、みかんの木も養分が不足するとおいしいみかんを作るのが困難になります。
したがって、基本的に養分ストレスはかけないように努めています。
が、人間でも腹八部がいいと言われるように、みかんの木でも肥料のやり過ぎは厳禁です。
過ぎたるは及ばざるがごとしです。
腹八部になるように施肥量や施肥時期を調整しながら養分調節を行っています。
水分ストレス
タイベックマルチと点滴潅水 「雨の少ない年のみかんはおいしい」と言われるように、水分ストレスはおいしいみかん作りには欠かせない要素になっています。
そのため、昨今はタイベックマルチ栽培のような雨を遮断し、水を切る栽培が増えてきています。
しかし、水はみかんの木が光合成をするためにとても重要な要素です。
「水が切れ」てしまうとみかんの木は十分に光合成できなくなってしまいます。
そこで、「水を切る」栽培でなく、「水を絞る」栽培により適切な水分ストレス維持に努めています。
上写真のような点滴潅水施設と株元を少し開けた部分マルチ方式の併用により、適度な水分ストレス維持を行っています。
また、タイベックマルチ栽培を無条件に全園に導入するのではなく、その年の気象条件や園地条件等を十分に検討の上、必要に応じて導入しています。
着果ストレス
後期重点摘果 着果は養分や水分と違って、それ自体が光合成の主要な要素ではありませんが、重要な関係があると言われています。
それは、みかんの木(葉)は果実がたくさんなっているとよく働く(光合成する)と言われているからです。
一方で、みかんがなり過ぎていると、1果に配分される光合成産物(糖)の量が少なくなるので、十分においしいみかんができなくなります。
そこで、不要なみかんを間引く摘果(てっか)作業が必要になるのです。
もったいないのぉ〜 摘果の時期と量については、みかんの木の持つ光合成能力を最大限に活かすような方法で行うことが必要になります。
その最も効果的と思われる方法が「後期摘果」と言われる方法で、着果ストレスをギリギリまで保持しながら、お盆を過ぎてから一気にそのストレスを解放し、その結果、1果に対する糖集積を促進させようとする方法です。
そうすることで、よりうまみのあるおいしいみかんが出来るのです。
上の2つの写真は「後期摘果」をした後の様子です。
もう食べられそうな果実をたくさん落とす「後期摘果」はちょっともったいない感じもしますね。
このような犠牲の上においしいみかんは作られているんですね。